昭和40年代前半に入るとクーラーが一般家庭に普及し始め、通勤形電車におていもクーラーの要求は日に日に増して行った。そこで国鉄では103系と113系で冷房装置の試作を1970年に行い、1973年度から本形式は冷房が標準装備となった。冷房車に移行したことで各線区では冷房化率が上がっていった。また、国鉄広報部は年に1回「数字で見た国鉄」を発表しており、昭和49年版からは通勤用車両の冷房化率が掲載されている。

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