モハ103-282 - 330・モハ102-437 - 486・クハ103-180 - 212・サハ103-308 -
323の全148両が製造された。発注当時は試作冷房車が試験中だったので当初は非冷房だった。変更点は以下のとおり。
客室窓をユニットサッシに変更。
クハ103形の前照灯を1000番台・1200番台と同じシールドビーム2灯に変更。
当時は非冷房だったので運転台下の通風口が復活。
主制御器をCS20A形からCS20D形に改良。
冷房化の際グループ全車にAU75X形は搭載されず、分割民営化後に軽量な集約分散式のWAU102形(JR西日本)やAU712形(JR東日本)を搭載した車両もある。冷房化に伴いクハ103形の通風口は埋め込まれたので現在は冷房車と同一になっている。
京阪神緩行線に編成単位で集中投入されたため、大半の車両が明石電車区(現在の網干総合車両所明石支所)に新製配置されており、クハ103形は188が松戸電車区(現在の松戸車両センター)に配置された以外は全て関西地区に配属されている。