クイズ番組に出演した神楽と沖田は売り上げNO.1を目指して戦っていた。1問目が終わった時点ではまだ0だった。
(絶対サドには負けないアル。)
(ゴールドプレートはこの俺が頂やすぜぃ。)
両者一歩も譲らぬ戦いになりそうだ。
「それではまいりましょう。ミリオーンスロット!」
お馴染みのBGMと共にスロットが回りだす。そしてスロットを止めると神楽は20萬が、沖田は50萬が出たのであった。
「クソオオオオッ!!絶対正解してやるネ!!」
「この勝負もらったぜぃ。」
悔しがる神楽と自信満々の沖田。フリップには同じ回答が書かれていた。
結果二人は正解でそれぞれ20萬と50萬を獲得した。
その後神楽は追い上げで同点に追いつき、ラストクイズに正解した二人はラストスロットに挑戦した。沖田が最初に司会者席に立つと意気揚々とスタンバった。
「ラストスロット!」
沖田はスロットを止めると横取り40萬が出た。神楽は指名されると思い、身構えた。しかし沖田はそんな神楽を不思議そうに見るとニヤつきながら指名した。
「そんじゃ土方さんから頂きやすぜぃ。」
沖田は土方から40萬を横取りした。丁度40萬の土方はあっという間に0になった。
(総悟の野郎、次回覚えてやがれよ・・・)
土方は次回横取りを出したら真っ先に沖田を指名しようと考えた。
そして神楽は司会者席に立つと意気揚々とスタンバった。
「ラストスロット!」
神楽はスロットを止めると50萬が出た。
結果、売り上げNO.1は神楽の100萬でトップ賞とともにゴールドプレートを獲得したのだった。これに沖田が続き、90萬となった。
「次は絶対ゴールドプレート獲得して副長の座に就きやすぜぃ。」
「何どさくさに紛れて副長の座狙ってんだ。」
終わり