とあるホテルで新一と蘭の結婚式が行われていた。誓いのキスをしようとした瞬間悲鳴が聞こえたので見るとそこには参列者の一人が死亡していた。
やがて新一の推理で犯人は逮捕されたが結婚式が事件現場になったショックで蘭はどこかに走り去っていった。新一は蘭を追いかけようとしたがどこに行ったのかわからなくなってしまった。
蘭一人見つけられないで何が名探偵だ・・・そう思った瞬間だった。
気が付くとコナンの姿で布団の中で眠っていた。不吉な悪夢に結婚式の時だけは何も事件が起きないでくれと思ったコナンだった。
朝いつものように起きたコナンは蘭の姿を見て驚いた。彼女はリボンを結んだポニーテールにしていたからだ。
実はこの日平次と和葉が来るのでお揃いコーデにしてみたという事だった。
そして平次と和葉が到着すると
「蘭ちゃんどないしたん、めっちゃかわええやん。」
和葉のリアクションは上々だ。こうして4人は東京観光に行ったのだった。
4人は雷門やベルツリータワーなど東京の名所を巡り観光を楽しんだ。
そして時間が過ぎて戻ってきたときコナンはあることに気が付いた。
「そういえば今日珍しく事件なかったね。」
「そういえばそうね。」
「俺らが出かけると大抵事件が起きるもんなあ。」
「でもたまには事件のない観光もええもんやで。」
たまにはっつーか事件が起きないほうが普通なんだけどねと内心突っ込んだコナンだった。そもそも推理物の宿命ゆえだったりするのだが。
終わり