一日が終わり帝丹小学校では下校が始まった。コナンは探偵団と一緒に下校すると途中で帝丹高校に向かった。
この日は部活がないので蘭と一緒に下校できるからだ。
ほどなくして下校が始まると蘭と園子が校舎から出てきた。3人は他愛ない会話をしながら下校したのだった。


コナンは公園に入ると蘭と阿笠博士が立ち話しているのを見た。こっそり盗み聞きしていると女湯で死体が見つかったときに死体につられて駆け込んできたコナンに裸姿を見られた時のことが聞こえてきた。
やがて二人にばれてしまうが博士は意外なことを言った。
「元に戻った後のこと考えているのかね?組織が壊滅して元に戻ったらいつかは正体明かさないと今度は君が行方不明になるじゃろ。」
コナンは博士に言われてはっとした。正体バレたら俺どうなるんだ?別の意味でバレるのが恐ろしくなったコナンを蘭は不思議そうに見ていたのだった。


コナンと蘭はこの日は一緒に風呂に入っていた。
「気持ちいいね。」
「そうね。」
何気ない風景だがコナンは正体バレたらどうなるのかを内心悟っていた。


コナンは居間でくつろいでると蘭に抱き着かれながら抱っこされていた。彼女の温もりが全身に伝わり思わず照れるコナンは赤面していた。
「顔赤いよ。」
蘭はそう言うとコナンのでこを触った。平熱で単に赤面してるだけだがいつも一緒にいる彼女にかわいがられるのは嬉しくもあり照れ臭いものだ。
コナンは蘭の体から伝わる香りを存分に楽しんでいた。


コナン・蘭・小五郎はホテルに来ていた。
温泉でリラックスして部屋でくつろいで豪華な食事を堪能したりと存分に休日を満喫していた。その後例によって殺人事件が発生するのかは定かではないだろう。

終わり

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