新一は蘭とデートしていたが知り合った男の子が彼女に懐いてるのを見て思わず大人気なくムキになってしまった。ショックのあまり男の子はどこかへ走り去ってしまい蘭も怒って何処かに行ってしまった。その一部始終の目撃者によってSNSに拡散された新一は外に出られなくなってしまい・・・
「らーーーーーーん」
蘭の名前を絶叫した瞬間目が覚めた。
「夢か・・・」
思わぬ悪夢に気が抜けた新一だった。
翌日、新一と蘭はレジャー施設でデートしていた。新一がトイレ休憩してる頃トイレの前で待ってる蘭にナンパした男が現れると洗った手をハンカチで拭きながらトイレから出てきた。
「俺の彼女に何か用ですか?・・・」
新一は男を睨みながらそう言った瞬間悪夢がよぎって息苦しくなった。
「どうしたの新一。」
新一は悪夢の事を話した。
「確かに新一ならありえそうね。だけどどんな時では私はいつだって新一の味方よ。」
蘭に言われて気が楽になった新一だった。そこに男が続けた。
「でもこんなに非の打ち所がない彼女がいたら独占欲湧かないほうがあり得ないね。もしもこんなに素敵な彼女がいたら俺も同じようになってただろうな。」
「あったりめーだ。俺は世界中の誰よりも蘭が一番だからな。」
新一はそう言うと自分の独占欲について考えつつも蘭と一緒にレジャーを楽しんだのだった。
終わり