コナンが新一であることが蘭と小五郎にばれてしまった。小五郎は不機嫌気味だが潜入先で身バレするようじゃまだまだ半人前だと評していた。一方の蘭は今まで離れ離れだと思っていた新一と同居してることがわかったからかコナンを抱きしめていた。
そりゃそうだろう。突然消息を絶った幼馴染の彼が子供の姿になって同居してるなんて普通は考えつかない事だ。それでも蘭はコナンが新一であることも温かく受け入れてくれた。

その日の夜コナンは蘭に誘われて一緒に風呂に入った。風呂から出ると二人は同じ布団で一緒に寝たのだがコナンは目が冴えてなかなか眠れなかった。本当はものすごく嬉しいはずなのになぜ眠れないのかよくわからないがそれを見た蘭は・・・
「寝れないの?じゃあぎゅーしてあげようか。」
コナンはそう言われると蘭に抱き寄せられた。今にも理性が飛びそうだったがあまりの心地良さからそのまま眠ったのだった。

翌日、休日のこの日コナンと蘭はトロピカルランドで遊んでいた。乗り物に乗ったりショーやパレードを見たりと思い思いの時間を過ごした。ミステリーコースターにも乗ったがもちろん殺人事件も発生しない平穏な風景だった。そして夜になると花火が打ち上げられ園内の盛り上がりは最高潮を迎えた。コナンはいつか完全に元の姿に戻ったらまたここで蘭とデートしようと思っていた。蘭もまたコナンが元の姿に戻ったらいつかまたここでデートしようと思っていた。

その後帰り道で競馬場から項垂れながら帰ってきた小五郎と合流して一緒に帰宅したのだった。

終わり

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