黒の組織が壊滅してコナンは新一に戻り灰原哀とメアリー世良も元の姿に戻った。帝丹高校に復学した新一は蘭やクラスメイトとの青春を満喫していたが探偵団のことも気になっていた。
「あいつら元気でやってっかな。」
「探偵団のこと?きっと元気にやってるよ。」

一方探偵団は変わらず帝丹小学校に通う生活を送っているがコナンこと新一と会える時間が減ったことに寂しさを覚えていた。

そんなある日、新一と蘭はデパートに来ていた。エレベーターに乗った二人はガラス越しの眺めを楽しんでいると隣のエレベーターが下に向かっていた。そこには探偵団と博士が乗っていて一瞬の再会をした瞬間突然フロアで爆発が発生して衝撃でエレベーターは停止してしまった。非常ボタンを押すが反応はなく爆発で発生した火災で回路が機能しなくなっていた。新一はバッジで博士に連絡すると同じ状況で助けを呼べれなくなっていた。このままではどうすることもできず助かる保証もあるのかわからない。そんな時新一は考えた。
「そうだ蘭。オレが肩車してやるから天井のハッチ開けれるか?オレがコナンだった時ツインタワーで同じことがあったときは蘭が肩車してくれたけど今のオレではできなくなっちまったからな。」
「わかったわ。但し、スカートの中を覗き込まないでね。」
この時蘭は水色のミニスカワンピと青いジャケットを組み合わせていて首にはチョーカーをつけていた。まあそれはいいとして肩車で手が届くようになった蘭はハッチを開けると新一と一緒に天井裏に出てドアをこじ開けた。脱出した二人は探偵団と博士が閉じ込められているエレベーターのドアをこじ開けると天井のハッチを開けた。二人は歩美・光彦・元太の順に博士から引き渡されて救出を進めた。最後に博士を引き上げようとしたら再び爆発が発生してガイドレールが折れてしまった。支えを失ったエレベーターは不安定になって救助が困難になるが炎が迫っていて一刻の猶予もなくなっていた。それでも息を合わせて引き上げると慎重に外に出た直後に燃え移ったロープが爆発してエレベーターは最下層まで落下すると衝撃でつぶれていた。

外に避難が完了するとデパートは火の海になったが懸命な消防で鎮火に成功した。やがて警察の現場検証に新一も招かれて一緒に調査すると事故ではなく爆破テロと判明して新一の推理で犯人は逮捕された。犯人はデパートの元従業員で素行不良で解雇されたことへの逆恨みの末の犯行だった。

その後一行は鰻屋でうな重を食べたのだった。

終わり

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