1970年12月10日から大阪環状線で一部列車が8両運転が開始された。当時大阪環状線には101系と103系が25本配置されており、ラッシュ時に2分40秒間隔で運転を行っていたが、8両化に際してラッシュ時の運転間隔を再び30分ごとに戻し、捻出される6両4編成24両を既存の6両編成に組み直して6両編成と8両編成を12本ずつ配置した。しかし101系は8両化の際4M4Tが組めず6M2Tになる事から組み換えにあたってサハ101とサハ100が余剰となったのでそのサハを103系に組み込んで8両化したため若干の小改造を施したものである。森ノ宮電車区に所属するサハ100-55・58・サハ101-55・58の計4両にジャンパ連結器をKE57形2基からKE70形1基に交換と貫通幌の交換を吹田工場で実施した。これらは独自の工事で番号は変更されず1979年までに全車が復元され、片町線の101系の5両から6両への増強に転用された。

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